「卓球は脳の健康に良い!」と専門家にお墨付きを頂きました!

―BrainSuite(ブレーンスイート)で自分の脳を「知って」、「分かって」、「アクション(TACTIVEで有酸素運動)」を続け、健康脳を維持しましょう!―

記憶力の改善。認知症リスクの大幅減。

平素よりタクティブをご利用頂きありがとうございます。
タクティブでは今後、卓球が上手くなることや楽しむことだけでなく、〈卓球と健康の関係性〉などについての情報なども皆様にお届けしていきたいと考えております。
その第一弾として、「卓球は脳の健康に良い」ということをお伝えしたいと思います。
今回は、脳化学・医学の専門家である株式会社CogSmart様に実際にレッスンを体験して頂き、過去の論文やその体験をもとに以下のレポートを提供して頂きました。

 

 

 

卓球は脳の健康に良い、理想的な有酸素運動

これまでの研究からすると、卓球は脳の健康に良い、理想的な有酸素運動の1つといえます。
継続的な有酸素運動がなぜ脳に良いのか、そして、卓球はなぜ理想的な有酸素運動として推奨できるのか、以下では順に説明していきます。

継続的な有酸素運動は脳に良いこと

「有酸素運動」とは、しっかりと呼吸をしながら継続的に酸素を体に取り込む運動を指します。筋肉を動かすエネルギーとして、血糖や脂肪が酸素と一緒に使われます。
対して、短距離走や筋力トレーニングのように短時間で強い負荷がかかる運動の場合は、筋肉を動かすエネルギー源として酸素が使われないため、「無酸素運動」と呼ばれます。

有酸素運動か無酸素運動か否かは、運動中に呼吸をしているかどうか、という意味ではなく、通常の運動では両方が組み合わさっています。

継続的な有酸素運動が脳に良いことは、多くの脳科学研究により示されています。

運動介入による海馬体積の増加

有酸素運動が脳の健康に良い理由

上記の研究で触れた「海馬」とは、記憶力などを司る脳領域を指します。体積の減少によって記憶力などが低下し、アルツハイマー型認知症にまで至ると、海馬の顕著な萎縮が認められるとされています。
海馬は歳を重ねるとともに少しずつ萎縮していきますが、他方で再び健康になれる特性もあります。

具体的には「神経新生」という、神経細胞が新しく生まれる現象により、海馬体積が増加することが分かっていますが、これを促進するのが、有酸素運動を続けることによって増える「BDNF(脳由来神経栄養因子)」という栄養因子です。

有酸素運動→海馬活性化のメカニズム

卓球は有酸素運動であること

卓球では、長いラリーと休憩を繰り返すため、全体としては有酸素運動になる傾向にあり、多くの研究者も同じ見方をしています。卓球は、運動強度が、概ね低強度~中等度強度(※)とされており、継続的に無理なく運動を続ける上でも理想的といえます。
(※)独立行政法人国立健康・栄養研究所作成 改訂『身体活動のメッツ(METs)表』(2012年)参照

なお、卓球選手にとっては、心肺持久力は長時間の卓球競技活動を維持するために必要であり、裏を返すと、継続的な有酸素運動は、心肺持久力の向上にもつながり、脳の健康に繋がるのみならず、心血管系や呼吸器系の改善にもつながります。
卓球の有酸素運動に着目した研究によれば、卓球を継続することで、力強いストロークや素早い動きを可能にし、プレーヤーの集中力や素早い体力回復を可能にすることも分かってきています。

まとめ

以上のとおり、脳科学の研究からは、有酸素運動である卓球を継続的に行うことは、脳の健康に良い効果をもたらすといえます。

そのほかにも、卓球を継続することにより、心血管系や呼吸器系の改善にもつながったり、集中力や素早い体力回復を可能にすることなども分かっています。
また、コーチやプレーヤーと一緒に行うこと自体が、ストレスの解消、コミュニケーションの充実、モチベーションの向上による幸福感の増大など、脳の健康に良い要素を豊富に含み、何よりも「楽しい」と思いながら継続することが、脳の健康にとっても理想の「栄養」といえます。

すなわち、卓球を継続的に行うことは、脳への健康のみならず、様々な副次効果ももたらす、理想的な有酸素運動の1つとして推奨できます。

いかがだったでしょうか?卓球が脳の健康、ひいては身体的・精神的健康にも寄与していることが分かりやすくまとまっていたと思います!
タクティブは今後ともレッスンの品質向上だけでなく、こういった情報を皆様にお届けしたいと考えております。
引き続きタクティブを宜しくお願い致します!

 

協力:

株式会社CogSmart

東北大学加齢医学研究所発

https://www.cogsmartglobal.com/

ブレーンスイート

まずは、自分の脳を知ろう!頭部MRI検査で海馬を精密に計測

瀧 靖之/医師・医学博士 東北大学加齢医学研究所教授 考案・監修

https://www.brainsuite.jp/

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